
他の人は後から見せられて納得する、リーダーが持つべき視点とは?
ビジョンを見せるのが、リーダーの役目
様々なリーダーシップの定義のなかで、「リーダーはビジョンを見せて、フォロワーを魅了する」というのは、なかなか言い得て妙です。
たとえその道が困難でも、どこに向かおうとしているのか、ハッキリと見る事できれば、多くの人は安心できます。
今回は、そんなリーダーが持つべき能力を紹介したいと思います。
クリアなビジョンには、3つの視点が求められる
Entrepreneurの記事に「3 Perspectives of Visionary Leaders」では、リーダーが持つべき3つの視点を紹介しています。
まず1つ目は、診断の視点です。人は自分がいる環境に慣れてしまうと、それが正しい、当たり前と思ってしまいます。極端になると、客商売なのに「売れないのは客が悪い」とすら思ってしまいます。そのようなしがらみに囚われず、どこが悪いか、問題なのか冷静に判断する視点がリーダーには必要です。
次が、イノベーションの視点です。また「イノベーションか」と思われた方も多いと思います。この手のビジネス関連の記事にイノベーションは欠かせません。
事例で紹介されるイノベーションの多くは、後から考えるとなぜ今まで思いつかなかったのか、という感想がつい口に出てくるものばかりです。見えているのに認識できない、それを見る事が出来るのは、リーダーの能力です。
最後が、見えないものを見る視点です。リーダーだけが見る事が出来ます。世界は平面と信じられていた時代に新世界を発見したコロンブス、「10年以内に」と宣言して人類を初めて月へ送ったケネディ、そしてiPhoneやiPad、iTunesを世に出したスティーブ・ジョブズ、彼らは、見えないものを見たリーダーでした。
見えないものを見て、他の人にも見せるようにする
今回は、リーダーが持つべき3つの視点を紹介しました。多くの人が見えないものを見る事ができて、それを他の人にもハッキリと見えるようにする、そういう人がリーダーと言えるでしょう。
未だ、自分だけが見えていてフォロワーが誰も居ない時は、バカにされたり蔑まれたりして、なかなか大変です。それにも負けない強い意志も必要だと思います。
リーダーシップには様々な考えが有ります。「最も多く研究され、分かっている事の最も少ない領域」とも言われています。もし、リーダーシップに興味があれば、ぜひeラーニング 「リーダーシップ 基本編」の受講を!
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