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あえて逆境に身を置く!いやが上にもリーダーシップが身につくカタチ

周りから充分な尊敬を得ているような心地良い領域を、あえて抜け出すのがリーダーです。

 

そんな逆境における我慢とリーダーシップは、何か関係があるのでしょうか?

 

 

逆境から学ぶリーダーシップとは?

「今の若い人は我慢が足りない」、いつの時代にもある年配者の口癖です。

 

では何故そんなに我慢が大切なのでしょうか。我慢はリーダーの条件のように思われています。

 

逆境に耐え抜いて目的を達成するのは、一面ではリーダーシップと非常に似ていると言えるからです。

 

今回は、「逆境から学ぶリーダーシップ」について考えていきます。

 

 

心地良い領域を、あえて出ていくのがリーダー

ツィーター上で、「職場が合わない」等と言うと、「我慢しないで辞めたら」というツィートが目立ちます。

 

我慢は、目的と状況に納得がいく時に出来るものです。例えば、収入を得る目的で入った企業がブラックでサービス残業の嵐では、納得感が有りません。全く働き口が無い超不景気でなければ、収入を得る方法は一つではないからです。

 

もし、トランペットをマイルスみたいに吹けるようになるのが目的なら、全然上手にならずスランプの時期でも、長時間の練習は我慢できるでしょう。

 

あえて、自分の心地良い領域を飛び出して、苦しい中を我慢すると言う人もいます。これはもっと成長したいという目的に対して、我慢に納得感があるからでは、と考えられます。

 

Inc.の記事「Grit or Quit: 4 Ways Business Leaders Can Learn from Adversity」に、似たようなケースが載っています。

 

リーダーシップは、自分だけが目標を理解していて、いかにそれを周りに伝えるか、というスキルです。周りの人はゴールが見えていないので、目的と状況に納得感が無く、苦しい状況に対して不満しかありません。

 

リーダーがヴィジョンを見せる事で初めて理解し、リーダーの良きフォロワーへと変わります。そんな耐え抜く力は、リーダーシップの1つのカタチと言えるでしょう。

 

そう考えると、逆境に耐える時は、リーダーシップのスキルを体得するのに絶好の状況と思えます。

 

 

成長のための我慢を厭わないリーダーだけが、リーダーシップを学ぶ

今回は、自分が成長するための我慢とリーダーシップの関係について考えました。

 

いかがでしたか?あえて心地良い領域を飛び出し、成長のための我慢であれば厭わない、というのが本当のリーダーのようです。

 

逆境からの我慢からリーダーが自然と学ぶのが、リーダーシップです。

 

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