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仲間を集う - 手作り起業ガイド。「脱・専業サラリーマン」試読版(3)

祝!「脱・専業サラリーマン」出版

 

起業を思い立ったら、まず何をやるかより、誰とやるかを決めましょう

 


同志を集める。脱・専業サラリーマンのプロジェクトは「七人の侍」

黒澤明の「七人の侍」という古い映画があります。農民に頼まれた志村喬が野盗から村を守るために一緒に戦ってくれる仲間を集めていくのがその序盤です。サラリーマンのプロジェクトマネジャーは、上からリソースをあてがわれて始まります。脱・専業サラリーマンのプロジェクトではまず仲間を募ります。まさに七人の侍と同じです。

 

とりあえず「LLPを利用したスタートアップ」を決めても、実際に何をするのか具体的なビジネスのアイデアは、相変わらず殆ど思い浮かびませんでした。
「オイラ 友達を集めて バンドをやってるのさ バカな頭で考えた これはいいアイデアだ」
昔のRCサクセションの歌のように、まずは一緒にやってくれる賛同者を集めることに注力しようと思いました。自分一人で考えるよりは、絶対に良いアイデアが浮かぶ気がしたからです。

 「脱・専業サラリーマン」より引用

 

この辺りは、音楽関係の記述が多くなっています。昔バンドをやっていた事もあり、何となくバンドのメンバーを集める活動に似ている気がしていました。

 

勢いをつけるには、フォロワーが超重要

ポートフォリオ/プログラム研究会から参加メンバーを募集する所にも、音楽関係の記述があります。

翌日の4月9日に、参加募集のアンケートをサイボウズに投稿しました。昔、感動していつか使ってみようと思っていたGrateful Deadのメーリングリストの文言を引用して、「何かが起こるのも、起こらないのもあなた次第です。」と言う書き出しにしてみました。

 「脱・専業サラリーマン」より引用

 

多分、Grateful Deadというアメリカのバンドなど誰も知らなかったと思います。その効果かどうかは不明ながら、初日に手を挙げてくれた人がいて物凄く嬉しかったです。 

 

一体何人が手を挙げてくれるのか全然分かりませんでしたが、何とその日の内に近藤さんが「参加する」に回答してくれて、ちょっと安心しました。

「脱・専業サラリーマン」より引用

 

デレク・シヴァーズのTEDの講演 「ムーブメントの起こし方」のとおり、ここで重要だったのは、間髪入れずに当日に手を挙げてくれたフォロワーでした。これで「ひとまず様子見」という雰囲気は起こらず、会社設立の活動に勢いが付きました。

 

増えるメンバー、何人が適当か?

その後も、手を挙げてくれる人が増えていきました。実は、会社のイメージもバンドをイメージしていました。

3人でも全く不満はありませんでしたが、募集するからには参加する人が誰も出てこなくてこのままCREAMというのはさすがに寂しいなあと募集前は思っていたので、募集当日に近藤さんのおかげでBEATLESになれたのでホッとしました。少しだけ余裕を持って募集状況を見守ることができました。一か月ほどの募集期間で、あともう1人増えてSTONESくらいかな、と思っていました。それぞれのバンドのメンバーが3人、4人、5人で、LLPのイメージをメンバー数から意味もなく往年のロックバンドでイメージしていました。6人以上がメンバーのバンドはパッとは思いつかなかったので、そもそも5人が限界でした。

「脱・専業サラリーマン」より引用

 

という事で、まあ5人くらいかと思っていました。最後には9人という大所帯にまで膨らみました。参考までに少し調べてみても9人のロックバンドはなかなかいませんね。大所帯で有名だったChicagoが7人、Blood, Sweat & Tearsが8人でした。

最終的には合計9名という当初想定をはるかに超えた大所帯の人数になりました。研究会の登録メンバーは約50名、内幽霊メンバーを除くアクティブメンバーが30名くらいですから、9名というのはなかなか高い割合です。

  「脱・専業サラリーマン」より引用

 

 みんなそれぞれの思いで申し込みをしてくれたんだと思います。研究会の中では大きなムーブメントになり、これで誰とやるかが決まりました。

 

まとめ

脱・専業サラリーマンを決めたら、まずは仲間を探しましょう。是非、良い仲間を集めて下さい。

 


ブログ記事シリーズ:手作り起業ガイド。「脱・専業サラリーマン」試読版

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