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荒野で学ぶリーダーシップ - ポートフォリオでプレゼン資料をレベルアップ! (3)

最も基本的なポートフォリオである4象限マトリックスを資料に入れるだけで、読み手から頭が良いと思われる事、間違いなしです。

 

ポートフォリオを知るキッカケになるよう、ビジネス書で見かけた色々なポートフォリオの図を紹介しています。 


Wilderness Leadership - On the Job

リーダーシップを学ぶ事が出来るか?は長年の問題です。2012年のHarvard Business Reviewの記事「Wilderness Leadership – on the Job」では、荒野の冒険からリーダーシップを学ぶNational Outdoor Leadership School(NOLS)を紹介しています。そこでは、5つの原理が共有されているそうです。 

 

(1) リーダーシップを学ぶ 

リーダーシップは学ぶ事ができるというのが、NOLSの基本的な考えです。 

 

(2) あらゆる所からリードできる 

冒険のグループや組織内では、4つの役割を演じる事になります。専任リーダー、アクティブなフォロワー、, 仲間のリーダー, 自身のリーダーです。効果的なチームワークは、各役割が必要な時と変わる方法を知る事に基づいています。 

 

(3) 上手く機能する 

リーダーシップとは、多様なグループ内にて物事を進め、チームメイトと共同で、(意見の)衝突を効果的に解消し、他人のやる気を引き出す事を意味しています。 

 

(4) 落ち着く 

荒野の冒険でも仕事でも、しばしば最後には計画だけでなく予備の計画も捨ててしまいます。リーダーシップはコントロールできる事には関わり、出来ない事は放っておきます。想定外を想定し、予期しない事が起きても冷静を保ちます。 

 

(5) つながりを断つ 

注意深く戦略的な考えに結び付いているリーダーシップの能力に対して、物凄くペースが早いハイテクの世界が大混乱を与えます。たまには21世紀型の気を散らすもの(要はスマホ、SNS、メールなどでしょう)からのつながりを断ち、自然とつながる事が重要です。 

 

発見したポートフォリオ:「4つのリーダーシップスタイル」の説明

記事の中では4つのリーダーシップスタイルを述べています。通常の形より少しだけ変わっており、4辺に属性の説明が載っています。 

 

最後に:ポートフォリオに興味を持ったら

もちろん、ポートフォリオ=4象限マトリックスではありません。ほんのちょっとの要素にしか過ぎません。ポートフォリオについて興味を持ち、もっと知りたいと思ったら、まずはビズフォリオの「東京ポートフォリオ研究所」のサイトを読んでみて下さい。宜しくお願いします。 

 

引用元:

Harvard Business Review April 2012

"Wilderness Leadership – on the Job" John Kanengieter and Aparna Rajagopal-Durbin

の抄訳です。

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