
「生き生きとした輝く定年後」を夢見るのではなく、今すぐ輝きませんか?
「定年後」より、今輝く方がよっぽど大切
ベストセラーの「定年後」の著者、楠木新さんが週刊文春に「『定年後』に輝くための7カ条」と言う記事を
投稿しています。
書かれている内容は、「脱・専業サラリーマン」としては全く賛成です。
ただ、疑問に思ったのは、私たちは定年後を輝かすために今を生きているのでしょうか?
「定年後」の心配なんかより、もっと今を輝かせる方が大切だと思います。
今輝きたいなら、複業を始めて!
サラリーマンをしながら定年後の準備をするというのは、順番が逆の気がします。「定年後は好きな事を思いきりやる」と言う人は、そのために生活費を稼ぎつつ、イヤな会社生活も我慢して暮らしているのでしょう。
また、「いま会社村に暮らしていて不満は無いが、定年後に会社という枠組みが無くなるのが心配で今から何とかしたい」と思っている会社人間もいるのでしょう。
どちらの人たちにも言いたいのは、「今の生活をもっと大切にしましょう」という事です。
会社生活は、良くも悪くもリアルでない薄っぺらいテレビゲームの様です。
サラリーマンが今輝くための確実な方法の1つが、複業です。
3つの条件を満たす複業をすれば、定年を過ぎても輝く
第2条「お金がもらえる趣味を探す」も順番が逆に感じます。他人に喜んでもらいたい、そのために自分がどんな価値を提供できるかを探すべきです。それに、好きな趣味が活かせるならベターです。最初から稼ごうと思って始める趣味など本末転倒です。
第5条「個人事業主に学ぶ」はもどかしい限りです。そんなの、自分で小さい会社を経営してみた方がよっぽど手っ取り早く学べます。
定年を過ぎても輝く複業の条件は、以下の3つです。
- サービスを喜んでくれるお客様をリアルに感じられる
- 起業の友を募り自分達で会社を経営する
- 競争を避け常に新しい事に挑戦する
今輝けば、きっと定年後も輝いている
実は楠木さんと同じ事を言っています。どちらから見るかの違いだけです。輝く「定年後」を夢見て働くなんて、死んだら天国に行けると信じる奴隷のようで、表現が好きになれません。
「あしたのことを心配するな。あしたは明日が自分で心配する。一日の苦労はその日の分で沢山である。」は聖書の言葉です。今を輝かせるために、サラリーマンは複業を始めましょう!
そうすれば、定年後も自ずと輝いているはずです。
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