
マインドフルネスを端的に表す、「いま、ここで」という考え方を紹介します。
マインドフルネスは、ウェルビーイングに不可欠な概念
ウェルビーイングとは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念です。1946年の世界保健機関(WHO)憲章草案において、「健康」を定義する記述の中で「良好な状態(well‐being)」として用いられました。 (知恵蔵から抜粋して引用)
何かとストレスが多い現代社会で、みんながウェルビーイングに生きる事ができるように、との願いから企画をしました。カウンセリングは「鬱患者などメンタル不調者向け」、「危ない人と思われると恥ずかしい」という考えを打ち破り、ポップでカジュアル、気軽に受けられるメンタルケアを目指しています。
栄えあるブログの第1回は、マインドフルネスを端的に表す「いま、ここで」という考え方を紹介します。大昔にブッダが考え出したマインドフルネスは、現代社会でウェルビーイングを考えるうえでは、欠く事の出来ないものになりつつあります。
「今、この瞬間」を生きれば、不安は無くなる!
「6 Steps to Living in the Moment」というタイトルのPsychology Todayに書かれたマインドフルネスに関する記事に、「未来を心配するのをやめて、今を味わう事にフォーカスする」というフレーズがあります。簡単にざっと紹介します。
まず、ジュリア・ロバーツ主演で映画化もされた「食べて、祈って、恋をして 」の作者として有名なエリザベス・ギルバートのこんな話で始まります。
ある女性が、素晴らしい景色の場所に来てこう言った。
「ここは本当に素晴らしい。いつかまた来たいわ」
どうして彼女はそんな事を言うの?今、まさに此処にいるのに
私たちは、本当に過去と未来に囚われていて、こんな感じで、今この瞬間の経験を楽しむ事を忘れている。
コーヒーを飲んでいて、こう思う。
「先週より味が落ちたな」
次に、クッキーを一口かじって、今度はこう思う。
「ああ、クッキーのストックが切れなきゃいいのに」
記事の抄訳です
「今、この瞬間」の動作にフォーカスすると、幸福感が増す
普段は何気なくやっていて注意も払わない動作、例えば、食事をしたり、お茶を飲んだり、バス停まで歩いたり、そういった事を一日数分間だけでもじっくりと味わいながらやってみて下さい。不安や心配を減らし、幸福感が増す事が、科学的にも証明されています。
なんでそんな些細な事で幸せになるのでしょうか?大抵のネガティブな考えは、過去か未来に関係するのがその理由です。「今、この瞬間」の動作を味わう事にフォーカスすれば、未来を心配したり過去を悔やんだりする事から遮断されます。
日常的に、マインドフルネスを取り入れる
「いま、この瞬間」にフォーカスするマインドフルネスが、余計な不安や心配を取り除く事が、お分かりになったかと思います。
マインドフルネスに興味が湧いた方、是非、ビズフォリオの「ウェルビーイング・プログラム」を申し込んでください。日常的にマインドフルネスの練習を取り入れる事が、「ウェルビーイング・パッケージ」の目的の1つです。
習慣化コーチとカウンセラーが役割のビズフォリオ・サーバントとのセッションではブリーフ・カウンセリングと共に、マインドフルネスの習慣化の悩み相談も承ります。「雑念が多くてうまくいかない」という相談が多いのですが、実は、上手くやれてもやれなくてもどちらでも構いません。そんな事もお話しできたら、と思います。
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