
セルフケアと聞くと、サラリーマンなら最近始まった「やらされ感」が強いストレスチェックが頭に浮かぶかもしれません。
けれども、本来の「セルフケア」とは何か、その本来の意義を説明します。
セルフケアは、予防の大きな砦
「ウェルビーイング・プログラム」は、マインドフルネスと認知療法、カウンセリングの3つが1つになったメンタルケア商品です。
マインドフルネスと認知療法の2つは、基本的に自宅で独りで行って習慣化します。心の健康に一番重要なのがセルフケアと言われています。
セルフケアは習慣化で、初めて効果を発揮する
厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」では4つのヘルスケアの第1に「労働者によるヘルスケア」を謳っており、該当部分を抜粋して紹介します。
労働者の心の健康の保持増進のため の措置(以下「メンタルヘルスケア」という。)が適切かつ有効に実施されるよう、メンタルヘルスケアの原則的な実施方法について定めるものである。メンタルヘルスケアは、「セルフケア」、「ラインによるケア」、「事業場内 産業保健スタッフ等によるケア」及び「事業場外資源によるケア」の「4つのケア」が継続的かつ計画的に行われることが重要である。
確かに、スポーツの世界で「怪我をしない選手が大選手」と同じように、溌剌と活躍している人は、意識する/しないに関わらず、心の健康を保つなんらかのセルフケアを習慣化しています。病気になる前に、自分でメンタルの異変に気付くのはとても大事です。
ただ、「病気でない」というのは「楽しく生きる」とは異なります。こういう国が主体で進める施策は、どことなく「やらされ感」を強く感じます。セルフケアは単なる「心の病気のチェック」という意味だけでなく、もっと楽しく「自分の心を労わる」という事が大切だと思います。
Inc.の記事「The No. 1 Habit That Will Make You Happier (and More Likable, Too)」でも、「セルフケアは誰かにするように言われるのを待つのではなく、必要ならすぐにすべきだ」と言っています。
更に記事では、こんなヘルスケアの例を挙げています。
- 必要な時に自分自身のための時間を取る
- 失敗を認め、自己叱責無しに失敗を受け入れる
- 自分の身体のタイムラインで健康的に食事をする
- 楽しいと思える方法でエクササイズする
- 動揺したら自分の中で何が起こっているかを自分自身に問う時間を取る
- 自分の中の様々な感情を肯定と正常のサインとして受け入れる
- 感情を処理する時間をとる
- 本当にイヤな事はNOと言い、したい事にはYESという
- 必要な事をするだけのお金は充分にあるので、毎日ご飯が食べられると思う
- 毎日睡眠をとって自分を守る
記事の抄訳です
どうですか?「最近職場でイライラした事が週に2回以上ありました?」みたいな、単に無機質な質問に回答を書き入れるストレスチェックだけではなく、もっと日々の生活の些細な事柄について意識する事がセルフケアだというのが、お分かりになると思います。
難しい習慣化を成し遂げ、三日坊主にサヨナラ
心の健康にとって、セルフケアがいかに重要で大切かを説明しました。
もっと生活にセルフケアを取り入れたい!という方、是非、ビズフォリオの「ウェルビーイング・プログラム」を申し込んでください。三日坊主という言葉の通り、効果があるのが分かっていてもなかなか習慣化出来ないのが現実です。
セッション時に「続けるコツ」をさりげなくアドバイスしたりして、習慣化コーチングのビズフォリオ・サーバントがあなたを支援します。
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