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理想的な組合組織と運営

マンションの住システムとしての欠陥は、ハード部分である物件の保全へ組合運営というソフト部分が先行するにも関わらず、優秀なアルゴリズムが無いことだ。輪番制は管理会社の「貯金箱」になり、立候補制は一部組合員の独裁を許容してしまう。

改善策として現在取り組んでいるのが、事業企画と事業執行の分離だ。役員の負担を、企画委員会と、報酬制執行役として分離解決するコンセプトだ。

 

輪番制が一般化した背景は「負担」の持ち回りによる公平性確保。この「負担」の中身は事業執行であり、さらに突き詰めるとそれは多様な組合員全員を相手に、事業計画を前に進めなければならない時間的心理的負担だ。役員実務の中身である企画とその執行について、事業企画は内輪の言いっぱなしわいがや会合であれば心理的負担は低いし、拘束時間も見通せる。ある程度の規模の組合であれば、企画委員として有志を集めることは可能だ。事業企画と執行役立候補者、その報酬をここで決めればよい。企画はわいがや、執行は報酬制による負担相殺だ。

本案の今後の進展についてここで共有していきたい。

 

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