ユニットバスや洗面台、流し台の交換に際して給排水管の更新工事も行ったが、この見積には大変困惑した。
表1がその見積結果の一部である。各作業単価がそのまま積算されている。例えば、不要になった旧給水管と給湯管を切断撤去で、40000円と50000円、新規配管へ開口は2カ所で35000円x2、といった具合だ。時間にすれば全部合わせても数時間のこれら作業が合計160000円といった具合だ。各所スポット請負ならばともかくも、水回り全フォーム請負で作業単価積算は腑に落ちない。
他の業者へ見積依頼した結果が表2だ。各所作業一式となり、例えば給水管更新一式50000円、さらには使用部材も細かに必要量のコストが表記されている。
結果、この見積比較において、作業単価積算業者と各所一式見積業者との差は約170万円対120万円とその差50万円、30%の減額となった。東京圏の同業でもこれだけ見積の考え方が異なる。前者の見積もその根拠は明確だが、結果「ぼったくり」との指摘は免れられないだろう。なんとも闇なのであった。

表1:設備業者見積ー作業単価積算

表2:設備業者見積ー各所一式積算
今回は水回り設備・大工工事・電気工事全体をリフォーム業者に依頼したが、このリフォーム業者から再委託を請けていた設備業者の見積への不信から、委託範囲を大工工事と電気工事のみにした。リフォーム業者もその先の委託業者の優劣をしっかり評価し選別しなければならないように発注側も見積に厳しい目を向けるべきだ。
また、各業者も請負内容に対して妥当で誠実な見積を行ってほしい。大工さんに聞けば、造作作業よりも設備作業の利益率は大幅に高く、現にどの業者も自社ビルを持っている、と半分揶揄を含む反応であった。
後記:
文中に例として挙げた作業、配管2本撤去と壁開口2カ所で16万円、仮に多めに見て4時間作業として時間給4万円だ。道具、技術、危険性など作業に際しての付加価値を考慮しても高すぎやしまいか。音楽家の指導料は1時間1万円もない。才能に恵まれ、学費を払い、切磋琢磨し、生涯経済的なリスクを取った結果の付加価値だ。配管のほうが何倍も割がいいのは何故か、と考え込んでしまった。
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