既存のデータとの連携を全くしないのであれば、まずはExcelでつくっている新規案件リストや新製品リストを移植するところから始めましょう。一番注意すべきは、階層化と粒度です。
適切に一覧をつくることができれば、ロードマップとして確認することができます。
定期的に事業登録簿を見直すことで、適切なリソース配分を行うことができます。会議体の状況にあわせた入力アラート機能の設計や、属性をもとにしたバブルチャートをはじめとする分析により、中止・中断の意思決定を促進します。
費目マスタをつくることで、期別のコスト/売上・ベネフィットを入力できるようになります。計画値の配賦と実績ロールアップをつかうことで、全体の整合性がとれるようになります。
リスク分析の方法はいろいろあっても、重要なのは分析したデータを蓄積して活用することです。発生度・深刻度をはじめとする属性を入力し、親となる一覧と紐づけることで、類似リスクの確認や横断的なリスクの評価ができるようになります。